投資してるともらえる株主優待。
株主優待はお得なものも多く、どうせ投資するなら株主優待が欲しいですよね。
ただ株式投資は、そもそも株を購入するのに数十万円かかることも珍しくありません。
そこで今回は安い資金で株主優待がもらえる銘柄についてまとめてみました。
なお今回紹介するのは、ただ安いだけでなく、お得度が高いものを厳選しています。
まず株主優待を目的に投資を始めようとするのであれば、今回紹介する6つの中から選んで投資するのがおすすめです。
目次
安い資金でお得な株主優待はたくさんある
株式投資というと資金が多くないと充分に投資できないように感じますが、株主優待を狙った投資であればそんなことはありません。
確かに配当利回りだけや売買による差額だけ狙った投資なら少額だと難しいです。
しかし株主優待を狙った投資であれば、最初に100株分購入して放置してるだけで配当利回りと優待券による利回りで十分な利益をゲットできます。
すぐに投資金をペイすることは難しくても、年利5%で運用できれば、最悪20年でペイできますし、途中で株価が上がったタイミングで売ればその差額分もプラスで利益です。
初めて株式投資をする、かつどこの銘柄を買えばいいのか迷っている方は、とりあえず株主優待のもらえる企業の株を買うのも良いでしょう。
5万円程度で買える安くておすすめの株主優待
まずは5万円程度で買えるおすすめの株主優待を紹介します。
- コジマ
- ヤマダ電機
この2種の銘柄は株主優待で商品券をもらえるのが特徴です。
商品券は自分で使うのも良いですし、現金化できるところで現金化すれば、現金として手元に戻ってきます。
株主優待が現金での配当みたいなところがありますのでおすすめです。
コジマ
株主優待がもらえる基準 | 100株 |
株価(2018年11月現在) | 1株486円 |
いくら買えばOK? | 48,600円 |
もらえる基準日 | 8月末 |
配当金 | 無し |
配当+優待の合計利回り | 2.06% |
【株主優待でもらえる商品券の金額】
- 100株:1,000円相当
- 500株:3,000円相当
- 1,000株:5,000円相当
- 3,000株:15,000円相当
- 5,000株:20,000円相当
コジマは配当金がないものの、100株持っておけば1,000円分のお買物券が株主優待としてもらえます。
また100株買うのに必要なのは5万円程度ですので、あまり資金がない人でも株主優待がもらえるのは魅力的です。
配当金がないため、利回りは低めなものの、株価が安い時期に購入して株主優待だけもらいつつ、売り時が来たら売るとよいでしょう。
なお株主優待券はコジマだけでなく、ビックカメラやソフマップでも利用可能です。
ヤマダ電機
株主優待がもらえる基準 | 100株 |
株価(2018年11月現在) | 1株536円 |
いくら買えばOK? | 53,600円 |
もらえる基準日 | 3月末,9月末 |
配当金 | 2~3% |
配当+優待の合計利回り | 7.6%~8.6% |
【株主優待でもらえる商品券の金額】
〇3月末
- 100株:1,000円相当
- 500株:2,000円相当
- 1,000株:5,000円相当
- 10,000株:25,000円相当
〇9月末
- 100株:2,000円相当
- 500株:3,000円相当
- 1,000株:5,000円相当
- 10,000株:25,000円相当
<株式継続保有1年以上で優待券が追加>
〇3月末
100株 :+1,500円分
〇9月末
100株:+500円分
<株式継続保有2年以上で優待券が追加>
〇3月末
100株:+2,000円分
ヤマダ電機はコジマに比べて、投資額は増えてしまうものの配当金がもらえるのでおすすめです。
100株買っておけば1年で3,000円分の優待券がもらえますし、保有年数が上がれば、さらに高い利回りを期待できます。
株主優待だけで5.6%の利回りと配当金の利回り2~3%を合わせれば、1年で7.6~8.6%の高利回りです。
投資金額はコジマと1万円程度しか変わらないので、利回りだけ見ると、コジマよりはヤマダ電機の方を優先した方が良いでしょう。
初めての株式投資で一番おすすめできる銘柄といっても過言ではありません。
10万円台で買える安くておすすめの株主優待
次は少し額が上がってしまうものの、10万円台で買える株主優待について紹介します。
- サンヨーハウジング名古屋
- ビックカメラ
- キャンドゥ
- タカラトミー(子どもができた人には特におすすめ)
少し資金に余裕がある方はこの辺の銘柄も抑えておくのがおすすめです。
サンヨーハウジング名古屋
株主優待がもらえる基準 | 100株 |
株価(2018年11月現在) | 1株1,028円 |
いくら買えばOK? | 102,800円 |
もらえる基準日 | 8月末 |
配当金 | 3~4% |
配当+優待の合計利回り | 3.97%~4.97% |
【株主優待でもらえるクオカードの金額】
100株:1,000円相当
サンヨーハウジング名古屋の株主優待は1,000円分のクオカードです。
ヤマダ電機に比べると、投資金あたりの株主優待額は減ってしまうものの、コンビニなどで使えるクオカードがもらえるのがメリット。
また配当利回りと株主優待を合わせれば4~5%程度の年利が実現します。
もし10万円程の投資金の行き場がないようでしたら、サンヨーハウジング名古屋の株を買っておくのも良いでしょう。
ビックカメラ
株主優待がもらえる基準 | 100株 |
株価(2018年11月現在) | 1株1,529円 |
いくら買えばOK? | 152,900円 |
もらえる基準日 | 2月末,8月末 |
配当金 | 1~2% |
配当+優待の合計利回り | 2.96~3.96% |
【株主優待でもらえるお買い物券の金額】
〇2月末
- 100株:2,000円相当
- 500株:3,000円相当
- 1,000株:5,000円相当
- 10,000株:25,000円相当
〇8月末
- 100株:1,000円相当
- 500株:2,000円相当
- 1,000株:5,000円相当
- 10,000株:25,000円相当
<株式継続保有1年以上で優待券が追加>
100株 :+1,000円分
<株式継続保有2年以上で優待券が追加>
100株:+2,000円分
ビックカメラでもらえる株主優待券もコジマでも利用可能です。
コジマと比べると、どちらかといえばコジマの方が優待券の利回りがわずかに高いものの、ビックカメラなら配当金がもらえますし、1年以上保有すればボーナスで追加もされます。
そのため資金に余裕がある方はコジマよりもビックカメラの方が高い利回りを得やすいです。
もらえるものはほとんど同じなので、あなたの資金に合わせて投資先を決めるとよいでしょう。
キャンドゥ
株主優待がもらえる基準 | 100株 |
株価(2018年11月現在) | 1株1,675円 |
いくら買えばOK? | 167,500円 |
もらえる基準日 | 5月末 |
配当金 | 約1% |
配当+優待の合計利回り | 約2.19% |
【株主優待でもらえる優待券の金額】
100株:2,000円相当
キャンドゥの株主優待はキャンドゥ店舗で使える100円券×20枚です。
配当金の利回りと優待の利回りを足すと、年利2%ほどで運用できます。
100円から優待券が使えるので、他の株主優待よりも使い勝手が良いです。
利回りは低いものの、使い勝手の良い優待券を希望する方はキャンドゥに投資するのも良いでしょう。
子どもができた人におすすめのタカラトミー
株主優待がもらえる基準 | 100株 |
株価(2018年11月現在) | 1株1,316円 |
いくら買えばOK? | 131,600円 |
もらえる基準日 | 3月末,9月末 |
配当金 | 約1% |
【株主優待でもらえるもの】
〇3月末:オリジナルトミカ
- 100株:2台
- 1,000株:4台
- 2,000株:4台+オリジナルリカちゃん
※自動車とリカちゃんの種類は毎年変わります。
〇公式通販サイト「タカラトミーモール」でのお買い物割引
- 1年未満:10%割引
- 1年以上~3年未満:30%割引
- 3年以上:40%割引
タカラトミーは「子どもができたら買っておくべき銘柄」ともよく言われるほど人気のある銘柄です。
3月末にもらえるオリジナルトミカよりも「タカラトミーモール」での買い物割引に人気があります。
というのもタカラトミーモールではトミカだけでなく、子供に人気のおもちゃがたくさん売っているのです。
男の子向けにはベイブレードやゾイドなどのおもちゃだけでなく、デュエルマスターズなどのトレーディングカードも購入できます。
女の子向けにはリカちゃん人形やぬいぐるみ等も取り扱っており、人生ゲームなどのボードゲームも購入可能です。
男女ともに人気のおもちゃが最大40%引きで購入できますので、かなり割の良い先行投資とも言えるでしょう。
子どもができてタカラトミーの株を買っておけば、3歳の頃には40%引きです。
子どもができたら必ずおもちゃを買うといっても過言ではありませんので、早めに購入しておくのが良いでしょう。
今後子どもにクリスマスプレゼントや誕生日プレゼントでおもちゃを買うことを考えたら、株主優待が受けられる13万円の投資は安すすぎます。
家庭によってはこの株主優待だけでペイできますので、確実に買っておきたい銘柄の1つです。
初めての株主優待はヤマダ電機がおすすめ
今回は株主優待において6つのおすすめ銘柄を紹介しました。
なかでも個人的におすすめなのは「ヤマダ電機」です。
子どもができた人には「タカラトミー」が一番ですね。
もちろん投資は分散投資したほうがリスク分散になりますので、できるだけ幅広い種の銘柄を抑えた方が良いのですが、資金が少なくて株式投資を始めたい場合は、6つの中からどれか1つ選んで始めてみるのが良いです。
特にヤマダ電機は見込み年利が7.6~8.6%とかなり高いので、初めての株式投資に向いています。
まずはヤマダ電機の株式を購入し、資金に余裕が出始めたら別の株を購入するのも良いでしょう。
株式投資は難しく感じるかもしれませんが、まず第一歩踏み出して、株を買ってみれば自然と知識も身についてきます。
(投資してしまった以上、損したくない気持ちが働いて自然と勉強するようになります)
まずは5万円程度で購入できるヤマダ電機で株式投資を始めてみるのがおすすめです。