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クラウドファンディングの購入型はどんな投資?購入型とは?

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購入型クラウドファンディングについて

購入型クラウドファンディングは非投資型クラウドファンディングとも呼ばれています。「非投資型」というように従来の投資とは違い、寄付的な要素の強いクラウドファンディングです。

「資金があれば、この商品のサイズや色の種類が増えるのに...」

「事業のアイデアはあるけどお金とコネがない...」

世の中にはこのような悩みを持つ個人や企業がたくさんいます。このような資金が調達できない個人や企業に資金が調達できるように生まれたのが購入型クラウドファンディングです。

クラウドファンディング事業者は「融資が欲しい個人や企業」を集めます。次に事業をしたい個人や企業に「投資したい人」を集めてマッチングさせるサービスを作りました。

今回はクラウドファンディングの購入型についてメリットやデメリット、どんな特徴があるのかを細かく解説していきます。

 

どうして「購入型」?

寄付型クラウドファンディングは見返りのないケースがほとんどで、リターンがありません。しかし購入型クラウドファンディングは、そのプロジェクトに関わる何らかの権利や物品を購入することで金銭的支援を行うので、支援をすると「物」が残ります

「物」はプロジェクトによって様々な種類がありますが、プロジェクトに関わるものであることが多いです。例えば「イチゴ酒」を創るプロジェクトであれば、その企業が作っているイチゴ製品を貰えたり、調達した資金のおかげで開発したイチゴ酒を貰えたるすることもあります。

投資して物をもらうことから「購入型」という名称が付き、購入型クラウドファンディングと呼ばれるようになりました。

 

購入型クラウドファンディングは2種類に分けられる

購入型クラウドファンディングは「All or Nothing(達成後支援)型」と「ダイレクト(即時支援)型」に分かれています。

「All or Nothing(達成後支援)型」は、プロジェクトに必要な資金が目標を達成した時にプロジェクト開始です。したがって資金が集まらなかった場合は、投資額を全て返金します。

「ダイレクト(即時支援)型」は目標師金額の達成に関わらず、リターンが受け取れるタイプです。投資をすれば確実にリターンが受け取れて、商品開発を見守ることができます。そのため、ダイレクト型のリターンは新商品というより、既存の商品である場合が多いことが特徴です。

 

購入型クラウドファンディングのメリット


photo credit: llldadalll 8M2A6169 via photopin (license)

生まれなかった製品が生まれる可能性

購入型クラウドファンディングの大きな意義は、新しい商品やサービスを生み出すことが出来ることです。

例えば食品系のクラウドファンディングだと、あなたの好みの飲食店設立の応援ができます。他にも未来技術的な製品であれば、ドラえもんのひみつ道具のような夢のある製品の開発に資金的協力をすることが可能です。

未来技術的な作品のプロジェクト成功は失敗することもありますが、現に成功しているものもあります。

自分にはできないことを、企業に資金的な協力をすることで実現することができるという点では夢のあるクラウドファンディングだと言えます。

 

新商品や新サービスをいち早く利用できる

購入型クラウドファンディングで投資したプロジェクトが成功したら、いち早くその製品を利用することができます。開発したばかりでなかなか市場に出回っていないものでも優先的に提供されますし、実際の販売価格よりも安くで手に入れることができますので、投資額の元を充分に取ることも可能です。

そういう意味では、大きいリターンの可能性がある案件もよくあります。

 

夢が叶う可能性

購入型クラウドファンディングは、希望するマンガの映画化やマイナースポーツの応援、未来技術の実現など「こんなことできたらいいな」と漠然と思った夢を叶えることができます。

特殊なもので言うと、エヴァンゲリオンの「月にロンギヌスの槍を刺す」というプロジェクトがあります。

アニメでロンギヌスの槍を月に刺すシーンがあったと思いますが、それを実現させてしまおうという、ファンからすると夢の詰まったプロジェクトです。

「All or Nothing(達成後支援)型」のプロジェクトだったのですが、残念ながら目標資金額を達成できなかったため、実行されることはありませんでした。

 

購入型クラウドファンディングのデメリット

必ず成功するとは限らない

購入型クラウドファンディングは、実現すると夢が膨らむ案件が多いのですが、必ずしも成功するとは限りません。特に未来技術系の案件だと、実際にプロジェクトを進めた結果、追加の資金が必要になり、実現できなかった案件もあります

逆に食品系の案件などは実現しやすい物が多いですので、購入型クラウドファンディングで確実にリターンが欲しい方は食品系を狙って投資してみると良いでしょう。

 

投資しても金銭的なリターンはない

購入型クラウドファンディングは、あくまで非投資型クラウドファンディングとも呼ばれており、投資して物を買うイメージです。ソーシャルレンディングのように金銭的なリターンがあるクラウドファンディングではありません

あくまで購入型クラウドファンディングは、応援したいプロジェクトがあったり、物を購入して+αで企業の応援をしたりする場合に利用することが多いです。

金銭的なリターンのあるクラウドファンディングは貸付型とも呼ばれており、現在では貸付型クラウドファンディングに人気があります。貸付型クラウドファンディングについては別の記事で詳しく説明しています。
クラウドファンディングの貸付型とは?貸付型で失敗しないために

 

購入型クラウドファンディングの税金

購入型クラウドファンディングは、投資をしてリターンを得ることになりますので、税金関係が絡んでくると思われがちです。

しかし、税法上では商品の購入と変わらないと解釈されるため、確定申告の必要などはありません。しかし、個人事業主や企業が支援を行う場合は、経費として投資することも可能です。

 

資金さえあれば新商品に関われるのが魅力

購入型クラウドファンディングの大きな魅力は、新商品の開発に携われることです。それがあなたの興味のあることなら喜びも大きいでしょう。

購入型クラウドファンディングの案件を見ていると、これまでに見たことのない案件がたくさんあります。世間にどれほどのアイデアが埋もれていたのかも見えて、最も夢のあるクラウドファンディングだと言っても過言ではありません。

 

購入型クラウドファンディングの主な業者一覧

購入型クラウドファンディングの事業者は総合的に扱っているものもあれば、アニメや音楽など1つのジャンルに特化したものもあります。ここでは代表的な購入型クラウドファンディング事業者を紹介していきましょう。

 

CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

2011年4月に設立した購入型クラウドファンディングです。日本の中でも大きい規模を持ち、多くのジャンルのプロジェクトを取り扱っています。

公式サイトはこちら

Makuake(マクアケ)

2013年5月に設立した、株式会社サイバーエージェントグループが運営している購入型クラウドファンディングです。斬新なアイデアの案件が多く、投資家からも人気があります。原付と自転車を一体化させたものやウインクするだけで撮影するカメラなど夢のある案件も多いです。

これまで大成功した案件だと、約3ヶ月で興行収入を20億円突破したアニメーション映画「この世界の片隅に」があります。この映画はMakuakeで投資を受けた結果、できあがった作品です。さらにこの映画に対する案件の投資が膨らみ、現在は海外上映も予定されています。

投資したプロジェクトがここまで上手く伸びていくことに驚いた人は多いでしょう。

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READYFOR?(レディーフォー)

前述したエヴァンゲリオンの「月にロンギヌスの槍を刺す」のプロジェクトを扱っていた購入型クラウドファンディングです。

日本で最大手の購入型クラウドファンディングを運営しています。社会貢献やものづくり、アートなど手広い業種を手がけている事業者です。

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FUNDIY(ファンディー)

FUNDIY(ファンディー)はアニメに特化した購入型クラウドファンディングです。漫画家や作家のプロジェクトを多く取り扱っており、作品のアニメーション化などを多く取り扱っています。

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ドメスチック!

ドメスチック!はアイドルに特化した購入型クラウドファンディングです。アイドルのイベント費や写真集制作費を募る案件が多いのが特徴です。

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WIZY(ウィジー)

WIZY(ウィジ―)はレコチョクが運営しているアーティストのイベントに特化した購入型クラウドファンディングです。

これまでAIやハジ→などの有名なアーティストもプロジェクトに関わっていました。

公式サイトはこちら

FAAVO(ファーボ)

FAAVO(ファーボ)は地域を盛り上げるイベントに特化した購入型クラウドファンディングです。

海の保護や地域特産品の復活などのプロジェクトが多く扱われています。自分の地域には、どんなプロジェクトがあるのか見てみるだけでも面白いです。

公式サイトはこちら

zenmono(ゼンモノ)

zenmono(ゼンモノ)はモノづくりに特化した購入型クラウドファンディングです。

モノづくりのためか「All or Nothing(達成後支援)型」しかありません。zenmonoはお金を集めるだけでなく、サポーターを集めることも出来る点が他のクラウドファンディングとは違います。

デザイナーやマーケター、エンジニアなど全7種のサポーターも企業に協力することが可能です。

公式サイトはこちら

既に閉鎖したものもある

購入型クラウドファンディングは事業者の数が多く、今回紹介した事業者もその一部に過ぎません。私が確認しているだけでも、紹介した3倍の数はあります。

既に閉鎖されているのもありますが、購入型クラウドファンディングの事業者数はとても多く、それぞれによって特化しているジャンルも違います。今あなたが盛り上げたいジャンルからサイトを選ぶと、良い購入型クラウドファンディングができるのではないでしょうか?

 

金銭的な収益が欲しいのであればソーシャルレンディング

購入型クラウドファンディングは、投資したプロジェクトが成功すれば、結果的に安く購入することが出来る可能性はあります。

しかし、金銭的なリターンは全くありませんので注意が必要です。
金銭的なリターンがあるのは、融資型クラウドファンディングと言われており、ソーシャルレンディングとも呼ばれています。

夢を買うなら購入型クラウドファンディング。お金を貯めるならソーシャルレンディングです。あなたの希望に合わせて投資スタイルを決めることをおすすめします。

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やまもん

やまもん

20代後半/会社員年収600万 運用資産:500万 現在の利益:+285,650円 投資でドカッと稼ぐより堅実に資産を増やしたい、やまもんです。 年金だけじゃ生活できない将来が待っていると周りに脅され、できることをやろうと思い、資産運用に手を出しました。 投資におけるノウハウや運用実績を公開していきます。 Twitterのフォローよろしくお願いします!

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