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maneoは出金手数料がかかるデメリットがある
ソーシャルレンディングはそれぞれの運営会社によって出金手数料がかかる所とかからない所があります。
ソーシャルレンディングは利益を得るために投資をしますので、利益が削られないように手数料があまりかからないところを選びたい人も少なくありません。
残念ながらmaneoは出金手数料がかかってしまいます。出金手数料の料金もソーシャルレンディング運営会社によって様々です。
今回はmaneoの出金手数料を中心に、他の運営会社の出金手数料と比較してみました。maneoの平均利回りは5~8%であり、他のソーシャルレンディングと比べても平均的です。出金手数料が高くかかってしまうと、少額投資の方にとっては痛手になる可能性があります。maneoでの投資を考えているのであれば、まずはmaneoの出金手数料についてしっかり把握してから、投資を始めるのがよいでしょう。
maneoの他の手数料に関しては別の記事で紹介していますので、ご参考にください。
maneoの手数料はいくらなの?手数料の種類を詳しく解説
出金手数料の金額は高い?
maneoの出金手数料は上の表通りになっています。あなたが使用している銀行口座によって値段が変わりますので注意が必要です。
出金手数料を最安値で抑えるためには三菱東京UFJ銀行の銀座支店でなければいけません。東京に住んでいる人は銀座まで行ってmaneo用に口座を作っても良いかもしれませんが、地方に住んでいる人にとっては難しいです。
関東圏に住んでいない人で振込手数料を安く済ませたい人は銀座支店は諦めて、近くの三菱東京UFJ銀行で口座を開設すると良いでしょう。ちなみに三菱東京UFJ銀行は全国32都道府県にあります。三菱東京UFJ銀行の口座開設したい場合は、公式サイトで店舗検索できますので、そちらをご覧ください。
maneoは振込手数料もかかるので注意
maneoは三菱東京UFJ銀行の口座であれば出金手数料が安くなるメリットがあるのは確かです。
しかしmaneoは出金手数料の他にもかかる手数料として振込(入金)手数料があります。
振込手数料はソーシャルレンディングの運営会社ではなく、銀行に払う手数料です。振り込み手数料は銀行によって変わりますので、どこのソーシャルレンディングの運営会社を選んでも変わりません。そのため振込手数料も最安値で抑えたいのであれば、銀行口座で比較する必要が出てきます。
おすすめの銀行口座は三菱東京UFJダイレクト
maneoで投資する際には、投資をするための入金とリターンで返ってきたお金の出金があります。そのためmaneoで出金手数料を抑えるなら三菱東京UFJ銀行で決まりですが(出金手数料+振込手数料)の合計額を抑えるのであれば、話が少し変わってきます。
あなたがmaneoで口座開設すると、用意される投資口座は三菱東京UFJ銀行ですので、もしあなたが三菱東京UFJ銀行の口座を使って投資するのであれば、振込手数料は108円になります。つまり三菱東京UFJ銀行銀座支店の口座を使えば、入金と出金の手数料を合わせて、3万円未満の出金なら162円、3万円以上の出金なら270円かかる計算です。
これが最安値だと思われがちなのですが、三菱東京UFJダイレクト(インターネットバンキング)の申し込みをするだけで、かかる手数料は108円少なくすることができます。
三菱東京UFJダイレクトは同じ三菱東京UFJ銀行宛の振込手数料は無料です。申込みは無料でインターネットで手続きできます。ちなみにインターネットバンキングを申し込むには、三菱東京UFJ銀行の口座が必要ですので、注意が必要です。
最安値の銀行口座選び
②Webからインターネットバンキングを申し込む
この方法が最安値になります。この方法だと3万円未満の出金と入金で54円、3万円以上の出金と入金で162円しか手数料はかかりません。
銀座支店の口座を開設するのが難しい人はこちら
②Webからインターネットバンキングを申し込む
銀座支店の口座と比べると、少し割高になってしまいますが、インターネットバンキングで申し込むことによって、振込手数料が無料になるのは美味しいメリットです。
ちなみにこの方法だと3万円未満の出金と入金で108円、3万円以上の出金と入金で216円になります。これでも十分安いので、銀座支店まで無理して口座を開設に行かなくても充分でしょう。
近くに三菱東京UFJ銀行がない場合
三菱東京UFJ銀行が近くにないため口座を持っていない方は少し割高になってしまいます。
出金手数料に関しては三菱東京UFJ銀行以外の口座の場合は一律の料金ですので、どこの銀行を選んでも変わりはありません。そのため手数料を安く済ませるなら振込手数料が無料のところを選ぶと良いでしょう。
住信SBIネット銀行や新生銀行、ソニー銀行など振込手数料が条件付きで無料になる銀行は調べればたくさんあります。その中から選んでmaneo用に口座を開設すれば、三菱東京UFJ銀行に比べれば劣るものの、お得な手数料で投資することは可能です。
ちなみに3万円未満の出金と入金で324円、3万円以上の出金と入金で432円の手数料がかかります。
どうして三菱銀行UFJ銀行の銀座支店が最安値なのか運営に問い合わせてみた
「どうして銀座支店だけが安いの?」と疑問に思う方も多いと思います。そこで私も気になりましたので、実際にmaneoの運営に問い合わせてみました。
Q.どうして出金手数料は三菱東京UFJ銀行の銀座支店だけ安いの?
A.maneoの取引口座が、三菱東京UFJ銀行の銀座支店のため、同一支店の取引になる結果、手数料が安くなるQ.先に口座開設を済ませた後に出金先の銀行口座の登録情報を変更することは可能?
A.可能
このような理由があるようです。
maneoは三菱東京UFJ銀行の銀座支店が一番お得に取引できることは間違いありません。さらに銀行口座の情報はあとでも変更できますので、今はまず別の口座で先に口座開設だけ済ませておいて、投資する前に三菱東京UFJ銀行の口座を作りに行っても大丈夫です。
口座開設には数日ぐらいかかりますので、まずは口座開設だけ先に済ませておくと良いでしょう。
他のソーシャルレンディング運営会社と比較してみた
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maneoの出金手数料について詳しくまとめてみましたが、他のソーシャルレンディングの運営会社はどうなのか気になる方も多いでしょう。運営会社によって出金手数料がかからないところがありますので、分かりやすくまとめてみました。
・SBIソーシャルレンディング
・クラウドバンク(出金可能額は1,000円以上)
・クラウドクレジット(月1回のみ、2回目以降は756円)
・ラッキーバンク
・オーナーズブック(一律324円)
・maneo(54円~432円)
・LCレンディング(108円~756円)
・ガイアファンディング(108円~756円)
・クラウドリース(108円~756円)
・スマートレンド(108円~756円)
・みんなのクレジット(108円~756円)
・アメリカンファンディング(108円~756円)
ご覧になれば分かるように、意外と出金手数料がかかるソーシャルレンディングは多いです。その中でもmaneoは安めなことが分かります。
出金手数料について詳しくまとめてみましたが、出金手数料が高いからといって、利用しないと言うのは早計です。ソーシャルレンディングは手数料が云々というよりも、以下にリスクが低く、安定した投資を出来るかどうかで決めたほうが良いです。
maneo以外のソーシャルレンディングは、設立してまだ間もないので、どこで失敗するか分かりません。その点maneoは2008年から運営されている日本初のソーシャルレンディイングであり、安心できる実績を持っています。
三菱東京UFJ銀行の口座が開設できれば、入金・出金手数料はそこまでかかりません。手数料はあくまで参考程度にして、投資するソーシャルレンディングを決めることをおすすめします。
maneoなら振込手数料と出金手数料以外の手数料はかからない
maneoでかかる手数料は入金手数料と出金手数料ぐらいです。他の口座開設費や口座維持手数料などは0円ですので、心配する必要はありません。
ソーシャルレンディングの運営会社によっては、入金・出金手数料以外の手数料がかかるところもあることを踏まえると、maneoはソーシャルレンディングの中でも手数料があまりかからない運営会社とも言えます。
まずは口座開設を済ませておくことをおすすめ
maneoは先程も前述しましたが、口座開設費や口座維持費は全くかかりません。
投資するための入金をするまではお金を取られることはありませんので、maneoに興味がある方は、まず口座開設を済ませておくことをおすすめします。
口座開設は数日かかることもあり「今すぐ投資したい!」と思える魅力的なファンドを見つけてから投資しても、間に合わないケースが多いです。人気のあるファンドはすぐに売り切れてしまいますので、maneoで投資を始めようと思っている方は口座開設だけでも早めに済ませておきましょう。