FXの運用方法としてはとても魅力のあるトラリピですが、投資する際に気になるのがスプレッドと取引手数料。
スプレッドや取引手数料などの運用コストが高いと、いくらトラリピで利確しても想定より儲けが少なく感じるかもしれません。
そこで今回はトラリピをこれから始めようと思っている人向けにトラリピのスプレッドや手数料についてまとめてみました。
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目次
トラリピのスプレッドや手数料は高くない
まずトラリピするにあたって、運用コストと考えられるのがスプレッドと取引手数料です。
- スプレッド
⇒買う際と売る際の価格差 - 取引手数料
⇒1約定ごとにかかる手数料
これからどれぐらいコストがかかるのかを順にまとめていきますが、結論から言うとトラリピの運用コストはそれほど高くありません。
ただ取引する際にどれぐらい手数料がかかるのかはしっかり把握しておいた方がいいのも事実です。
通貨によってコストが変わりますので、自分が取引しようと思っている通貨ペアの運用コストだけでもチェックしておきましょう。
トラリピのスプレッド表
通貨ペア | スプレッド(2018年11月現在) |
USD/JPY | 0.04円(4pips) |
EUR/JPY | 0.05円(5pips) |
EUR/USD | 0.0004ドル(4pips) |
AUD/JPY | 0.06円(6pips) |
AUD/USD | 0.0005ドル(5pips) |
NZD/JPY | 0.06円(6pips) |
NZD/USD | 0.0005ドル(5pips) |
CAD/JPY | 0.02円(2pips) |
GBP/JPY | 0.07円(7pips) |
TRY/JPY | 0.08円(8pips) |
ZAR/JPY | 0.02円(2pips) |
※マネースクエアのスプレッドは常時変動します。
こちらは1通貨あたりのスプレッドです。
1,000通貨ごとに決済するとしたら、だいたい1取引あたり20円~80円になります。
もう少し分かりやすく例えると、USD/JPYを1,000通貨注文で500円分利確できたとしましょう。そうするとスプレッドが40円なので460円が実際の利益です。
業界最狭水準スプレッドで有名なDMMFXに比べると、通貨によっては10倍もスプレッドが違うため、トラリピのスプレッドはかなりコストが高いと思うかもしれません。
ただトラリピを使った取引をできるのはマネースクエアだけですので、機能が使いやすい分の手数料と考えれば、あまり高いとも言えないでしょう。
しっかり設定すればほったらかしで利益が出るFXと考えれば、これほどのスプレッドだとしても、十分うまいと言えます。
トラリピは手数料無料になったので運用コストはスプレッドだけ
一般的なFX取引では取引手数料とスプレッドを合わせたものが運用コストとなるのですが、トラリピは2018年9月末から取引手数料が無料になりました。
※最初はキャンペーンとして手数料無料となっていましたが、手数料無料が永久化しました
つまりトラリピにおいて手数料として考えるのはスプレッドだけです。
以前はかなり高い取引手数料がトラリピのデメリットとして挙げられたものの、今は無料となったのでかなり人気が出ています。
トラリピはスプレッドが変動するので危険?
一般的なFX業者ではスプレッドが固定で設定されていますが、トラリピにおいてはスプレッドがリアルタイムで変動します。
トラリピのレートを5分ほど眺めていれば、だいたい1pipsほどの変動に気づくはずです。
トラリピのスプレッドはいきなり大きい変動があるわけでなく±1pips動くだけですので、それほど大きな差はありません。
例:USD/JPYのスプレッドは3~4pips。つまり1,000通貨の取引であれば30~40円になる。
「スプレッドは変動します」といっても、取引途中で「決済してもスプレッドのせいで損失が出る!」といった事故みたいなことは起きませんので大丈夫です。
スプレッドを踏まえても自動で利益が出るトラリピの魅力は大きい
正直なところ、他のFX会社に比べると、トラリピは確かにスプレッドが高いです。
ただトラリピはFX会社マネースクエアが特許を持っている取引方法なので、マネースクエアでしかトラリピはできません。
これまでFXを触ったことがない人でも「簡単に設定できる」かつ「ほったらかしでザクザク利益を出してくれる」と考えると、トラリピの運用コストは安いとも言えます。
取引手数料があったころは、現在よりも手数料が2~3倍近くありましたが、取引している人はいましたし、そのころに比べればだいぶ安くなりました。
手数料が無料になったばかりの今こそ、トラリピが一番盛り上がる時期なのかなとも考えています。
難しく感じるFX取引ですが、初めての投資でも敷居が低いので、これから資産運用を始めたい人はトラリピも1つの方法として投資してみるのがおすすめです。
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