ソーシャルレンディングは銀行の定期預金とやることはあまり変わらないものの、利回りは数百倍も高いので、投資を知らない人でも資産運用が簡単にできます。
ただ銀行よりも利回りが高いぶん、それなりのリスクも有るのは事実です。
実際に投資したお金が返ってこないと思うと怖いですし、できれば安全に資産運用したいと思う人がほとんどでしょう。
現在のソーシャルレンディング業界では、どこも元本割れを起こしてはいないものの、返済に遅延がある所も多いです。
そこで今回はクラウドバンクが返済を遅延している状況についてまとめてみました。
クラウドバンクの公式サイトはこちら
目次
クラウドバンクは過去に返済が遅延していた
クラウドバンクは日本でも老舗にあたるぐらい長く運営されているソーシャルレンディングですが、過去に返済が遅延していたファンドがあります。
ソーシャルレンディングの中でもリスクの低い資産運用ができるクラウドバンクでも返済が遅延してしまうファンドはあるのです。
クラウドバンクを始めとしたソーシャルレンディングは、これまで元本割れを起こしたことはないため、投資した金額が戻ってこなかったことはありませんが、返済が遅れてしまうリスクがあることは考えておかなければいけません。
どのファンドの支払いが延滞していたかは発表されず...
クラウドバンクでどのファンドが遅延してしまったのかは発表されていません。
ソーシャルレンディングによっては公式サイトで全体に遅延しているファンドの説明をするところもありますが、クラウドバンクは自分が投資しているファンドが遅延しているときにしか通知されない仕組みとなっています。
公式サイトで発表しても良さそうなものですが、投資家の不安を煽ってしまうからか全体への発表は控えているようです。
私もクラウドバンクで数件のファンドへ投資していますが、遅延や延滞が発生したファンドは今のところありません。
TwitterなどのSNSで調査してみても、数年前は遅延が発生したファンドがあったという報告を見つけましたが、ここ最近では見かけなくなりました。2015年や2016年の頃はたまに遅延ファンドについてのつぶやきをみましたが、2018年の今、経営陣が入れ替わってからは遅延ファンドに対する情報はありません。
延滞していたファンドは既に返済されている?
資金の返済が遅延していると聞くと、心配なのは投資した元本がしっかり戻ってくるかどうかです。
ソーシャルレンディングの中には、遅延が発生し、元本の返ってくる見込みが薄いファンドを抱えているところもあります。しかしクラウドバンクに関しては、これまで発生した遅延ファンドの返済がほとんど済んでおり、元本の回収の目処が立っているようです。
「クラウドバンクで遅延が発生した...」
という風に言う投資家はいますが
「クラウドバンクで元本を失った...」
と元本を失ったという声は聞きません。
公式サイトでも「回収率100%」と表示していますので、遅延が発生したものの、投資家が損を被ることは無いことは分かります。
クラウドバンクはどのファンドにも担保や保証をつけていることが多く、もし事業が失敗しても担保に取っている不動産や保証人から資金を回収していますので、元本を既存する見込みがほとんどないのでしょう。
ソーシャルレンディングによっては遅延が相次ぎ、事実上運営を停止しているソーシャルレンディングもあるのは事実です。それを考慮すると、クラウドバンクはまだ元本が返ってくるぶん、安全に資産運用ができるソーシャルレンディングと言えるでしょう。
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クラウドバンクで延滞したらどうなるの?
「急にクラウドバンクで遅延が発生したらどうなるの?」
と気になる人向けにクラウドバンクで遅延が発生したらどうなるのか、また遅延が発生した場合どうすればいいのかまとめてみました。
メールでお知らせが来る
クラウドバンクであなたが投資していたファンドに遅延が発生した場合、登録しているメールアドレス宛にメールで遅延発生のお知らせが来ます。
公式サイトでの遅延発生の発表はありませんので、遅延が発生しているかどうかはメールでしか知りえません。
メールが届かなければ、無事に運用されているということですので、メールが来るまでは心配することはないでしょう。
またメールが届いた時に「どれぐらいの運用期間の延長があるのか」や「元本回収の見込みがあるのか」について記載されていますので、メールをチェックすれば十分な情報を知りえます。
返済期限は遅れるが返ってくる可能性は高い
これまで遅延したファンドに投資していた投資家の話によると「元本回収に問題はない」という文言が書かれていることが多いそうです。
予定通りの利回りを得ることは出来ないかもしれませんが、あなたが投資したぶん、損益を被るということはこれまでありませんので、しっかり返ってくる可能性は高くなっています。
クラウドバンクは担保や保証があるぶん、遅延してもいくらか安心です。
クラウドバンクで遅延が発生するデメリットと言えば「予定していた利回りが出ないこと」と「返還が遅れる」の2つでしょう。
元本割れを起こすことがないだけでも投資先としては優秀だと言えます。
遅延で返ってこないのが不安なら全額担保の案件を選べば安心
ただこれから先もずっと遅延が発生して元本が全て返ってくるかどうかは分かりません。
もし元本割れが怖くて不安な場合は全額担保のファンドを選んで投資するようにしましょう。
ソーシャルレンディングでは担保や保証をつけているところが多いものの、元本の全額を担保してくれているソーシャルレンディングはなかなかありません。
しかしクラウドバンクが扱っているファンドのほとんどは全額担保のファンドです。
特に風力発電や太陽光発電に関連するファンドは全額担保であるファンドが多いので、安心して資産運用できます。
たまに全額担保のないファンドもありますが、これまでの傾向を見ている限り、風力と太陽光のファンドであれば全額担保になっていますので、発電ファンドを中心に投資していくと良いでしょう。
遅延が発生しても、必ず帰ってくる見込みが高いのでおすすめです。
クラウドバンクの長い運営歴は嘘じゃない
クラウドバンクは2013年から運営しており、日本で4番目のソーシャルレンディングです。
証券会社が取り扱うソーシャルレンディングシェアではNo.1を誇っており、ソーシャルレンディング界の中では大手と言っても過言ではありません。
さらに遅延が発生しても、これまで必ず返済していたところを見ると、融資先の選定はしっかり出来ているといえます。
ソーシャルレンディングは最近運営を始めたばかりのところも多く、2017年から始めている所も多いです。昔からやっている長い実績で選ぶのであれば、クラウドバンクは比較的安心と言えるでしょう。
証券会社がやっているということで、他のソーシャルレンディングよりも厳しい法規制がかけられてる中で運営していますので、今では健全な運営体制で営業していると言っても過言ではありません。
どのソーシャルレンディングでも遅延が発生する可能性はあります。
ただその中でも、損することなくソーシャルレンディングで資産運用を始めたい場合は、全額担保のファンドが一番多いクラウドバンクでの資産運用がおすすめです。
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