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maneoは実績があって安心できるソーシャルレンディング
maneoは2008年10月に設立された日本初のソーシャルレンディング運営会社です。この頃の日本はまだmaneoしかソーシャルレンディングをしていませんでしたが、今では20近くのソーシャルレンディング運営会社があります。
それぞれに特徴があり、投資するファンドも違いますが、どこよりも実績があり、安心して投資できるソーシャルレンディングはmaneoです。
今回はmaneoが本当に実績があって安心できるソーシャルレンディングなのかどうか徹底調査し、まとめてみました。
成立ローン額は770億円超えで他社と比べて圧倒的な実績
まずはmaneoの実績について調べてみました。
maneoは2017年12月現在、成立ローン総額は1,000億円を目前としています。この成立ローン総額は業界の中でもダントツでトップの実績です。
2番めに多いSBIソーシャルレンディングでも成立ローン総額は約310億円ですので、maneoは業界2位と2倍の差をつけた実績を持っていることが分かります。
ちなみに20近くあるソーシャルレンディングの中で、最も低い所は1億も超えていません。これまで集めている投資金が1億円に満たないところもある中で、maneoは990億円超えですので、実績だけ見ると業界内でもトップクラスと言われる理由が分かります。
設立当初は貸し倒れが起きていた?
今でこそソーシャルレンディングが日本で流行するようになりましたが、2008年当時はmaneoしかソーシャルレンディングはないため、maneoが日本のソーシャルレンディングのパイオニアとして運営していました。
最初の頃はオークション型ソーシャルレンディングと呼ばれるやり方で個人向けローンと企業向けローンを取り扱っていたのですが、個人向けローンのほうで貸し倒れが頻発します。損失が出る投資家がいたため「日本ではソーシャルレンディングは無理だ」と言う声も聞こえていましたが、2011年にmaneoは個人向けローンとオークション型を辞めて、企業向けローンに特化した貸付・ファンド型ソーシャルレンディングへ経営方針を切り替えていきました。
その切替は功を奏し、maneoは現在まで貸し倒れが1件も起きていません。貸し倒れが起きないようになり、ソーシャルレンディングがローリスクミドルリターンのおいしい投資であることが広まりました。
その結果、2008年から2011年までは3社しかなかったソーシャルレンディングが2013年から現在までの間に20社近くのソーシャルレンディングの運営会社が続々と設立されたのです。
maneoは成立ローン総額としての実績もありますが、日本のソーシャルレンディングの雛形として広めたことも大きな実績と言えます。
maneoは770億円超えの投資金を集めておきながら、一度も貸し倒れを起こしていないため、全くリスクのない投資を実現させていることは大きな魅力です。
現在では貸し倒れがないものの遅延が発生?
maneoは今まで一度も貸し倒れが起きていませんが、2017年3月にとうとう遅延案件が発生しました。
これまでmaneoが起こした遅延案件については別の記事で詳しくまとめています。
maneoで遅延案件が発生?返済が延滞する案件はどれ?
遅延案件に関しては関連記事のほうで詳しく説明していますが、簡単に説明しますと、1社が遅延を発生し、初めて利益の分配が止まったのです。
投資した元本の回収の目処は立っておらず、全額返ってくるかどうかは分からない状態にあります。ただ募集時には担保がついていなかったものの、投資家には告知していなかった担保が付いていたようですので、ある程度の元本は返却される見込みがあると運営は発表していました。元本の全損失は免れたものの、すべてが返ってくるかどうかは分からないと言う状況です。
maneoはこれまで貸し倒れが1件も起きていませんでしたが、貸し倒れが1回も起きないわけではありません。ソーシャルレンディングは損失に遭うことがほとんどないため、安心できる投資と謳われがちですが、今回のように、突然投資金が返ってこない事態に陥ることがあります。
ソーシャルレンディングは曲がりなりにも投資の一種ですので、リスクはしっかり把握し、リスクを避けて投資することで初めて安全にできる投資と言えるでしょう。
ソーシャルレンディングのリスクを解説!危険性をしっかり把握しよう
扱っているファンド数を考えると遅延率はかなり低い
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maneoが遂に遅延案件を発生させたとして、投資家の中で「maneoはもうダメだ」と言う声も聞こえてきましたが、実際の所そんなことはありません。
今回遅延が発生し、延滞している残高は4,534万円です。それに対し、maneoはこれまでの成立ローン総額が772億5,336万円ですので、遅延発生率は0.058%しかありません。
つまりあなたが2000回投資したら1回分が遅延発生し、1999回分はしっかり利息込みで返済されるほど低い確率です。
2,000回投資した分の利息で1回分の損失は十分に賄える可能性が高いでしょう。このように遅延発生はふとした時にやってきますので、1つのファンドにすべての資金を投資するのではなく、投資額を分散して多くのファンドに投資することで、リスクを分散することができます。
この投資方法は分散投資と呼ばれ、ソーシャルレンディングで非常に有効なリスク分散の方法です。maneoで投資を始める際には分散投資を心がけて資産運用を始めましょう。
貸し倒れをしても全損失する可能性はほとんどない?
maneoはもし貸し倒れが起きても、投資金を損失する可能性が低いファンドは存在します。そのファンドに集中して投資することができれば、リスクの低い投資を実現させることは可能です。
それは上記の画像にある◯印がついているファンドです。この◯印はそのファンドに担保がついていることを表します。
簡単に説明しますと、maneoが担保付きであることを告知する場合は投資金の全額を補填できるほどの担保である場合のみであることを示唆する発言があったのです。このことから担保付きのファンドは元本割れをしない、もしくは可能性が限りなく低いと考えられます。
maneoに投資する際は担保付きのファンドを選択することで、かなりのリスク回避が見込めますので、リスク分散を追求したいのであれば、担保付きのファンドに投資をするようにしましょう。
長い歴史と実績でリスク分散には強いmaneo
maneoは長い歴史と実績は本物のソーシャルレンディングです。日本国内のソーシャルレンディング運営会社は数多くありますが、今でも国内ソーシャルレンディング市場の50%以上はmaneoがシェアしています。日本のソーシャルレンディングにおけるmaneoの影響力はかなり大きいです。
一時は経営に失敗していたものの、ここまで持ち直した実績は間違いなく、信用に値するものだと言えるでしょう。最近でき始めたソーシャルレンディングで投資をするよりは、実績のあるmaneoでソーシャルレンディングを始めるほうが安心感はあると思います。
maneoはリスク分散さえしっかりできれば、損失を被ることがほとんどない投資です。数万円から投資をすることもできますので、興味がある方は試しに実績のあるmaneoで資産運用を始めてみることをおすすめします。