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クラウドクレジットで注意が必要な手数料は?
株やFXだけではなく、最近はソーシャルレンディングなど数多くの投資方法があります。「投資を始めるぞ!」と意気込んだのはいいものの、できるだけ手数料がかからないところを選んで投資することが大切です。
今回はクラウドクレジットで投資する時にかかってしまう手数料について細かくまとめてみました。クラウドクレジットは高利回りなことだけが魅力に思われがちですが、かかる手数料が他のソーシャルレンディング運営会社よりも少ないことも大きな魅力の1つです。
それではクラウドクレジットにかかる手数料が無料のものから順に説明していきます。
クラウドクレジットの手数料が無料なもの
口座開設費
クラウドクレジットの口座開設費は0円です。これは他のソーシャルレンディングも同じなのですが、クラウドクレジットは高利回りだからといって特別な手数料がかかるわけではありません。
「ちょっと気になるし口座開設だけしておきたいな」という人でも安心して口座開設数ことができます。
口座維持手数料
口座維持手数料とは他のサービスで言えば年会費のようなものです。
クラウドクレジットは口座開設した後はいくら放置していてもお金はかかりません。年会費などの決められた固定額はありませんので気軽に登録することができます。口座開設費と口座維持手数料がかからないということは無料会員でも投資できると考えても良いでしょう。
ファンド購入時の取扱手数料
ファンド購入時の取扱手数料とは販売手数料とも言われています。
株やFXなどでは株を購入する際に販売手数料という名目で投資金とは別にお金を払う必要がありますが、ソーシャルレンディングでも同じです。運営者側が「投資先紹介しているんだからお金払ってね」というような感じで払う必要のあるお金と考えても良いでしょう。
投資をする際には1%~3%の販売手数料を取られることが相場ですが、クラウドクレジットは販売手数料が無料で投資できます。
払い戻し手数料(出金)は月1なら無料
ソーシャルレンディングによっては払い戻し手数料がかかる運営会社も多いですが、クラウドクレジットは毎月1回までなら無料で出金することが可能です。
ソーシャルレンディングで投資をして得た利益を手元に戻すためには出金する必要があります。月に1回は無料で出金できるため、クラウドクレジットの預託口座に振り込まれたお金が引かれることなく手元に戻ってくるのは大きなメリットです。
月に1回という制限があるものの、ソーシャルレンディングは月に何度も出金することはありませんので、出金手数料は無料と考えても問題ありません。
ただ1度目の出金額を間違えてしまった時に、2度目の出金をしてしまうと税込756円の手数料がかかってしまいますので、出金をする際はよく確認する必要があります。
無駄な手数料で利益が減ってしまうことがないように、クラウドクレジットで出勤する時は気をつけましょう。
クラウドクレジットでかかる手数料
クラウドクレジットでかかる手数料は全部で5種類あります。しかしそのうちの4種の手数料は直接関係する手数料ではありませんので「こんな時にかかる手数料があるのか」ぐらいの認知でも問題ありません。
振込手数料(入金)
クラウドクレジットでかかる手数料として気をつけておきたいのは「振込手数料」のみです。
クラウドクレジットではあなたが口座開設した時に預託口座と呼ばれる口座を開設しています。クラウドクレジットであなたが投資をする際はこの預託口座の中に入っている資金を使って投資するため、前もって預託口座に入金しなければいけません。
預託口座に入金する時にかかる手数料が振込手数料です。振込手数料は銀行によって料金の違いがありますので、振込手数料は人それぞれ変わります。
新生銀行など多くの銀行が条件付きで他行宛の振込手数料が無料の銀行もありますので、ソーシャルレンディング用に銀行口座を開設してみるのも良いでしょう。
運用手数料
運用手数料は投資した金額から引かれてしまう手数料のことです。運用手数料は固定額ではなく、投資金額の割合から決まります。
今回参考に載せた案件では「当初出資額の1.0%」となっていますので、もしあなたが1万円投資したら100円が運用手数料として引かれる計算です。
しかしクラウドクレジットの案件は運用手数料を差し引いた期待利回りを常に表示しているため、運用手数料を考えて投資する必要はありません。運用手数料が例え30%であっても、表示されている期待利回りに沿った利回りを得る見込みがありますので投資家からするとそこまで気に止めておく必要のない手数料と言えます。
運用手数料は例のように1.0%のものもあれば0円のもあり、案件によって様々です。「期待利回りから運用手数料を差し引いて...」などの計算は必要ありませんので、最初の頃はあまり気にせず投資をしても良いでしょう。
契約解除手数料
契約解除手数料とは、あなたが一度投資した案件があった場合、それをキャンセルした時に発生する手数料のことを言います。
クラウドクレジットの解除手数料は当初出資額の5.4%(税込)です。
例えば間違えて10万円投資してしまった場合に契約解除すると5,400円が手数料として取られてしまいますので、投資をする際は間違いがないか慎重に投資しましょう。
ちなみに運営に聞いてみた所、クラウドクレジットの契約解除はやむを得ない理由がない限りは契約解除を受け付けてもらえないことが分かりました。その基準については公表されていませんが「投資する桁を間違えてしまい、生活ができなくなる」ぐらいの大きな理由がないと契約解除は原則できませんので気をつけましょう。
契約解除にかかる事務手数料や必要経費
もしもやむを得ない理由で契約解除をする場合は契約解除料の5.4%だけではなく、契約解除にかかる事務手数料や必要経費も上乗せされますので、5.4%では済まされないです。
こちらの手数料がいくらかかるかは契約解除した案件次第になりますので、何%上乗せされるかは一概に言えません。しかし契約解除した場合は5.4%以上はかかってしまうことは確実です。
出資持ち分の譲渡手数料
出資持ち分の譲渡手数料は営業者に譲渡する場合は契約解除料と同じように5.4%であり、第三者に譲渡する場合は無料で譲渡することができます。
しかし出資持ち分の譲渡も契約解除と同じようにやむをえない理由がない限り、譲渡できません。そのためほとんどの投資家には関係ないと行っても過言ではありません。
最低限かかってしまう手数料は?
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クラウドクレジットでかかる手数料をまとめましたが、実際にかかってしまう手数料は振込手数料ぐらいです。
よっぽどのことがないと契約解除や出資持ち分の譲渡はできませんので、考慮に入れる必要はないでしょう。
つまり振込手数料が無料の銀行口座を作り、そちらで資産運用することができれば、クラウドクレジットは実質手数料無料のソーシャルレンディングと言えます。
クラウドクレジットは手数料の心配がほとんど無い
クラウドクレジットは高利回りの案件が多いため投資によって得られる利益も大きいですが、工夫次第で手数料もかからないソーシャルレンディングです。
手数料の心配をして利益の計算をする手間がかかりませんので、初めてソーシャルレンディングをする人からすると、クラウドクレジット安心して投資することが可能です。
・振込手数料が無料の銀行口座を使う
この2つのポイントを抑えておけば手数料をかけずにクラウドクレジットで投資を始めることができます。
クラウドクレジットは投資する際に気をつければ、無駄な手数料が取られることがないソーシャルレンディングです。クラウドクレジットに興味がある方はまず1万円から投資してみることをおすすめします。
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